絵画:ローレンス・アルマ=タデマ 「彫刻陳列室」 (1867)
Sir Lawrence Alma-Tadema A Sculpture Gallery 1867
MIDI:モーツァルト ホルン協奏曲 第1番 K.412 第1楽章



この絵画の時代は、アウグストゥス帝(前63-後14 在位 前27-後14)の時代の、ローマにある彫刻陳列室という設定の絵画です。

人々が見とれているのは、ギリシャの悲劇作家ソフォクレスのブロンズ像です。
このブロンズ像は、1939年、テッラチーナで発掘され、現在ヴァチカンに所蔵されているものです。
その背景にはやはりヴァチカンにあるラオコーン像、右側で横顔を見せているのは、カトリピーノ美術館所蔵のアグリッピナ(皇帝ネロの母 悪女で有名)の坐像です。