ジョルジュ・バルビエ 「ヴァツラフ・ニジンスキーのダンス・デッサン」(表紙)
George Barbier : Nijinsky
20世紀最大の作曲家の1人ストラヴィンスキーは、大学時代、作曲家のリムスキー=コルサコフの息子と知り合い、彼を通してリムスキーとも出会い、支持するようになりました。
そのリムスキーについて作曲を勉強していたのが、ロシア・バレエ団(バレエ・リュス)の主催者ディギレフでした(結局作曲はものになりませんでした)。
まもなくストラヴィンスキーとディアギレフは知り合い、新しいもの好きのディアギレフは、「不協和音ばかりで耳障り」と不評だったストラヴィンスキーの音楽が、とても気に入りました。
そしてロシア・バレエ団創立の時には、ストラヴィンスキーもメンバーに加わり、バレエ団のために『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』などの名曲を作曲しました。
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Stravinsky and Nijinsky (1911)
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