カール・ラーション 「スサンヌともう2人」1901年
MIDI:ショパン 夜想曲第3番
Carl Larsson, Suzanne And Another, 1901.
MIDI : F. Chopin, Nocturne No.3 Op.9-3 in B Major.
ラーションとカーリンがが、リラ・ヒュッテネースに住み始めた時、そこは薄暗い陰気な部屋ばかりでした。
スウェーデンの長く冷たい冬の間、せめて家の中は明るくしたいと考えたラーションは、壁も天井も家具も、白や青や赤など明るい色に塗り替え、この絵のように壁に草花のモチーフを描きました。
この絵画に描かれているスサンヌは、ラーションとカーリンの間に生まれた最初の子どもでした。 ラーションは、スサンヌが生まれた喜びをこう語っています。
「神様は、私にカーリンという素晴らしい女性をお与えくださいました。そのカーリンが、今度はかわいいスサンヌを、私にプレゼントしてくれたのです。それ以来、私の人生は、子どものふさふさした金髪のように心楽しく、明るくなったのです」
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