カール・ラーション 「夏休みの宿題」 1898年
MIDI:ショパン 夜想曲第12番

Carl Larsson, Required Reading, 1898.
MIDI : F. Chopin, Nocturne No.12 Op.37-2 in G Major.



 ある夏の日、次男のポントゥスがいやいや宿題をしています。
 外には明るい光が溢れ、小鳥の声も聞こえてきて、すべてがポントゥスに「遊ぼうよ!」と呼びかけているように思えます。
 それにしてもこの部屋の家具のお洒落なこと! 絵の仕事で、パリに何度も行っているラーションは、当時流行していたアール・ヌーヴォーを、リラ・ヒュッテネースにも持ち込みました。


Pontus, 1890.