絵画:大公妃マリー・クリスティーネ 「皇帝一家のサンタクロースの贈り物」.
Painted by Archduchess Marie-Christine (Marie-Antoinette's sister), 1760.


音楽:モーツァルト フルート四重奏曲 第3楽章
W.A.Mozart, Flute Quartet in D, K.285, 3rd Mvt.



 1760年頃のクリスマスの日の皇帝一家の肖像画です。
 部屋着でくつろぐ皇帝フランツ・シュテファンと、青いドレスのマリア・テレジア、クリスマス・プレゼントをもらって喜んでいる末っ子たち、マリア・テレジアの第14子フェルディナント、第15子マリー・アントワネット、第16子マクシミリアン、そしてそれを優しく見守っているのが、姉で第5子、マリー・クリスティーネです。
 ザクセン=テシェン公妃、マリア・クリスティーネは、画才に恵まれ、他の芸術家の絵画を模写したり、両親や兄弟姉妹の肖像も描きました。
 この絵の中のアントワネットは7歳。人形をもらって、ご機嫌です。
 皇帝一家とは思えない、ごく普通の家庭のような、幸せな風景です。


5歳頃のマリー・アントワネット
Marie Antoinette, 5 years old







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