絵画:マルティン・フォン・メイテンス 「12歳のマリー・アントワネットの肖像」
Martin van Meytens, Marie Antoinette Aged 12, 1767-68.


音楽:ヘンデル フルートソナタ アレグロ
Georg Friedrich Händel, Flute Sonata, Allegro.


 シェーンブルン宮殿にある、皇女マリア・アントニア(マリー・アントワネット)の12歳の時の肖像画です。
 1763年にフランスへ、アントワネットとフランス王太子の結婚についての使者を送ったにも関わらず、フランス国王ルイ15世は、たいへんな良縁にも関わらず、なかなか返事をしませんでした。
 それは、この年、フランス側に不利な条約が結ばれたことが、国内で不評だったからとも、言われています。
 正式な返事が来るまで、6年の歳月が過ぎ、その間、アントワネットは、明るく無邪気な、愛らしい少女へと成長しました。