アメリ

2001年/フランス/121分
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
製作: クローディー・オサール
脚本:ギョーム・ローラン
撮影:ブリュノ・デルボネル
特殊効果: イヴ・ドマンジュー
音楽:ヤン・ティルセン

キャスト
オドレイ・トトゥ:アメリ
マチュー・カソヴィッツ:ニノ


STORY
パリ・モンマルトルのカフェで働くアメリは、空 想好きの内気な女の子。 最近の密かな楽しみは、いたずらっぽいアイデアで、孤独な人を幸せにしてあげるこ とだ。そんなアメリが恋をした。 相手は、捨てられたスピード写真収集が趣味の青年ニノ。だが、告白できないアメリ はニノにいたずらを仕掛ける ことに。


MIDI : アメリのワルツ


とても幸せな気持になりました。

この映画の中の人々のように、アメリから小さな幸せを貰えたような。
そして、この映画の中の登場人物達が、本当に実在するような気がします。
美男美女も、偉大な人も極悪人もいないのだけれど、みんな魅力的です。
死にたいほど不幸ではないけれど、でも幸せとは遠い人々。
ほんの小さなかわいい善意(悪戯?)が、とても人を幸せにする。
大人のための童話というのは、こういう作品をいうのだと思います。
遊園地のメリ−ゴランドで流れているような音楽が心地よくて。
アメリの少女時代も、それだけで1つの児童文学の名作ができるほど魅力的です。
サスペンス的要素もあります。そしてそれがまた楽しくて。
最後に?エンドロールがまた、かわいらしいです。
最初から最後まで、本当に楽しめました。

証明用写真機を見ると下を覗きたくなります。