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  タイタニック

監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ジェームズ・キャメロン
   ジョン・ランドー
編集:ジェームズ・キャメロン
   リチャード・A・ハリス
   コンラッド・バフ
撮影: ラッセル・カーペンター
音楽:ジェームズ・ホーナー

キャスト
ジャック:レオナルド・ディカプリオ
ローズ:ケイト・ウィンスレット
キャル・ホックリー:ビリー・ゼイン
モリー・ブラウン:キャシー・ベイツ

STORY
タイタニック号の引上げ作業を行っていたチーム が、 船内から1枚のスケッチを持ち帰った。報道されたテレビを見て、その絵のモデルだ という102歳のローズが 名乗り出た。そしてローズは、船が沈没したあの夜のできごとを語りだす。97年のア カデミー賞で、 作品賞ほか史上最多の全11部門を受賞した名作だ。夢の超豪華客船タイタニック号を 完全に復元し、 ケタ外れのスケールで沈没場面を再現している。レオナルド・ディカプリオの人気は この映画で頂点に達し、 ケイト・ウィンスレットとの愛のドラマは多くの人々を魅了した。



ちょうど長野オリンピックの頃、既に3回映画館で観ていました(これを書いた時、 2002年ソルトレイク冬期オリンピックでした)。もう4年も経つのですね。熱に浮か されたように、 この映画が好きでした。

ビデオで「風と共に去りぬ」や「ベン・ハー」を観て、昔はこんな大作を映画館で観 ることができたのだと、 ハリウッドの黄金期を羨ましく思っていました。だから大作と呼べるこの作品を映画 館で観る事ができて、 とても幸せでした。

豪華客船とはいえ1艘の船が沈んでいくという、過去に何度か映画化された、目新し くない物語。 でも、ここまで一つの船を余すことなく見せた映画はないと思います。 船頭から船尾、甲板から船底、一等客室から三等客室、上流のパーティ会場、教会か ら貨物室、 ボイラー室に至るまで。

最初はこの映画のラブストーリーは平凡過ぎ、ましてヒロインの婚約者と執事による しつこい追跡劇は余計なものに 思いましたが、この2つがあったからこそ、船を余すことなく見せてくれたのだと、 時間をおいて気付きました。 あざといといえば、あざといかもしれませんが(笑)
「僕は世界の王者だ!」と出航の時にジャックが叫び、夕焼けの中ローズが手を広げ る船頭。
ローズが自殺しようとし、沈没していく船で最後に沈んだ船尾。船頭が生、船尾は死 の象徴でしょうか。
そして船の中で、ジャックとローズが初めて視線を交わし、ジャックの絵をローズガ 見た、太陽の光に充ちた甲板は 精神的な、そしてジャックとローズが結ばれた船底の貨物室は、肉体的な愛の場所、 象徴なのかもしれません。
この映画の中で感動的なシーン。沈んでいく船で最後まで演奏した楽団や、寄り添う 老夫婦、 印象的なのに実はとても短かくて。そして魅せられたのは、船が沈んでいく時のダイ ナミックな映像。 でも、思い出すと一番感動的で魅せられたシーンは、平凡だと思った恋人達のシーン です。

どんなに脚本の凝った、名セリフでちりばめられたラブストーリーよりも、ヒーロー に恋ができた映画は、 とても珍しいです。溜息をつきながら特集の載った雑誌を読み、ボーッとしながらサ ウンドトラックを聞いて。 熱に浮かされた状態は、やはり恋だったのでしょう。

ローズが乗った救命ボートが降ろされる時、優しく悲しげに見つめ、打ち上げられた 花火に照らされた、 レオナルド・ディカプリオ様の美しさは今でも忘れられません。
映画館で出会えた大作、そして恋することのできた素晴らしい俳優。名作です。
アカデミ−賞11部門最多受賞という、映画史においても。私にとっても。



美しい音楽もお楽しみください。
船頭で手を広げる名シーンにかかる曲♪