絵画:Joseph Krantzinger, Marie-Antoinette, 1771

音楽:J・S・バッハ 管弦楽組曲第3番 BWV.1068より ジーグ
J.S.Bach, Orchestral Suite No.3 in D, BWV1068, Gigue.


 狩猟服姿のマリー・アントワネットです。
 ドレスだけでなく、こういった男装風の衣装も似合います。

 マリー・アントワネットの夫、ルイ16世は狩猟好きで、ほとんど毎日、狩猟に明け暮れていました。パリの国立文書館にはルイ16世の日記が残っていますが、国政のことは何も記されず、狩の獲物のことばかり記述されているそうです。
 マリー・アントワネットと結婚した翌日の日記に書かれた有名な言葉「何もなし(リヤン)」という言葉は、おそらくその日の狩の獲物が「何もなし(リヤン)」だったからでしょう。

 下には「狩猟服姿なら、負けていませんことよ!」といった風情の、やはり魅力的なデュ・バリー夫人の肖像を飾ってみました。


デュ・バリー夫人(狩猟服)
Madame Du Barry