絵画:ローレンス・アルマ=タデマ 「打ち明け話」 (1869)
MIDI:ヴェルディ 歌劇『椿姫』 第1幕より「花から花へ」
Sir Lawrence Alma-Tadema Confidences 1869
MIDI : Giuseppe Verdi  Sempre libera from LA TRAVIATA


「打ち明け話(Confidences)」というタイトルと2人の女性を描いた作品といえば、アルマ=タデマは、「ありがたくない打ち明け話(Unwelcome Confidence)」という作品も描いています。

このページで流れているMIDI「花から花へ」は、前ページの「婦人と女性」のページで流れているアリア「ああ、そはかの人か」の次に歌われる歌です。
真実の愛にふれた喜びにひたっていた椿姫ヴィオレッタでしたがが、自分が娼婦である現実を思い出します。
そして幸福そうに歌っていた「ああ、そはかの人か」から、今度は「カヴァレッタ「花から花へ」を歌い、自嘲するのです。