ウィリアム・ホガース　「当世風の結婚：結婚の契約」　1743年頃
William Hogarth, Marriage a la Mode: The Marriage Contract, 1743.



ウィリアム・ホガース　「当世風の結婚：結婚後まもなく」　1743年頃
William Hogarth, Marriage a la Mode: Shortry after the Marriage, 1743.




音楽：モーツァルト　『フィガロの結婚』　K.492より　第１幕
Wolfgang Amadeus Mozart, Le Nozze di Figaro (The Marriage of Figaro), K.492, Act 1,


モーツァルトの才能に嫉妬したサリエリは、
スパイとして若いメイドをモーツァルトの元へ送ります。

そのメイドからサリエリは重要な情報を得ます。
モーツァルトが皇帝が上演を禁止している戯曲「フィガロの結婚」を
オペラ化しているというのです。
「フィガロの結婚」は、貴族を風刺した喜劇でした。

サリエリの情報で、皇帝はモーツァルトを呼び出し、
「フィガロの結婚」の作曲をやめるように言いますが、
モーツァルトが「単なるラブストーリー」だと、
オペラの内容を身振り手振りで見せる、必死の説得で、上演が決まりました。





今流れている曲は「フィガロの結婚」から、第１幕の第１場です。
この練習風景が映画の中にも出てきます。
第１幕は、主人公のフィガロが新婚のベッドの寸法を測っている所から始まります。