ジャン=オノレ・フラゴナール 「逢い引き」 1771〜73年
Jean-Honoré Fragonard, The Meeting, 1771-73
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ジャン=オノレ・フラゴナール 「追跡」 1771〜73年
Jean-Honoré Fragonard, The Pursuit, 1771-73.




ジャン=オノレ・フラゴナール 「冠を受ける恋人」 1771〜73年
Jean-Honoré Fragonard, The Lover Crowned, 1771-73.



ジャン=オノレ・フラゴナール 「恋文」 1771〜73年
Jean-Honoré Fragonard, Love Letters, 1771-73.
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音楽:モーツァルト 『フィガロの結婚』より 第3幕 フィナーレ「ああ、花嫁の行列だ」
Wolfgang Amadeus Mozart, Le Nozze di Figaro: Act III: Ecco La Marcia.


なんとか「フィガロの結婚」は、上演を許可されたものの、
オペラの中でバレエを使うことで、今度は問題が生じます。
皇帝はオペラでのバレエ禁止令を出していたのです。
第3幕のフィナーレには、婚礼の踊りであるバレエがありました。

モーツァルトを嫌う、劇場監督がバレエの部分の楽譜を破いてしまいました。
バレエの復活を、サリエリに懇願しに、モーツァルトが来ます。
劇場監督の裏には、実はサリエリがいたのですが、
サリエリは何食わぬ顔で「皇帝に直接頼んでみよう」と、
うまいことを言いながら、その願いを無視しました。

ところが偶然、皇帝がオペラのレッスンを観に来ました。
モーツァルトの他に、サリエリや劇場監督もその場にいました。
しかも練習していたのは、バレエの場面でした。
その場面で音楽がないことをいぶかる皇帝。
そして劇場監督から、自分が出した禁止令のことを聞くと
「ばかばかしい」と前言を翻えしたのです。





バレエ音楽は復活しました。


大喜びするモーツァルト。
モーツァルトは、それをサリエリの口利きだと思い、無邪気に感謝しました。