×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

Konstantin Makovsky
Mikhail Vrubel
Ophelia


コンスタンチン・エグロビッチ・マコフスキー 「オフィーリア」
Konstantin Egorovich Makovsky (Russian Painter, 1839-1915), Ophelia.



QUEEN

There is a willow grows aslant a brook,
That shows his hoar leaves in the glassy stream;
There with fantastic garlands did she come
Of crow-flowers, nettles, daisies, and long purples
That liberal shepherds give a grosser name,
But our cold maids do dead men's fingers call them:
There, on the pendent boughs her coronet weeds
Clambering to hang, an envious sliver broke;
When down her weedy trophies and herself
Fell in the weeping brook. Her clothes spread wide;
And, mermaid-like, awhile they bore her up:
Which time she chanted snatches of old tunes;
As one incapable of her own distress,
Or like a creature native and indued
Unto that element: but long it could not be
Till that her garments, heavy with their drink,
Pull'd the poor wretch from her melodious lay
To muddy death.

HAMLET, Act 4, Scene 7


コンスタンチン・エグロビッチ・マコフスキー 「オフィーリア」
Konstantin Egorovich Makovsky, Ophelia.




王妃
柳の木が一本、小川のうえに差しかかって、
白い葉裏を流れの鏡に映しているところ。
あの娘は柳の葉を使って、きんぽうげ、いらくさ、ひなぎく、
それに口さがない羊飼いたちが淫らな名で呼び、
清純な乙女たちは死人の指と呼んでいる紫蘭をそえて、
きれいな花環を上手につくり、その花の冠を枝垂しだれた枝に
掛けようと、よじ登った途端、枝はつれなく折れて、
形見の花環もろとも、哀れにむせぶ小川に落ちました。
裳裾はひろがり、しばらくは人魚のように川面をただよいながら、
古い賛美歌を口ずさんでいたといいます。
身に迫る危険も知らぬげに、
水に生まれ水に馴れ親しんだ生物いきもののように。
でも、それも束の間、裳裾はたっぷり水を吸い、
あのかわいそうな娘を美しい歌声から引き離して、
川底の泥のなかに引きずりこんでしまったのです。

シェイクスピア作 『ハムレット』 第四幕七場
野島秀勝 訳 光文社古典新訳文庫




コンスタンチン・エグロビッチ・マコフスキー 「オフィーリア」
Konstantin Egorovich Makovsky (Russian Painter, 1839-1915), Ophelia.









ミハイル・ヴルーベリ 「ハムレットとオフィーリア」 1884年
Mikhal Vrubel, Hamlet and Ophelia, 1884.





ミハイル・ヴルーベリ 「ハムレットとオフィーリア」 1883年
Mikhal Vrubel, Hamlet and Ophelia, 1883.





ミハイル・ヴルーベリ 「ハムレットとオフィーリア」 1888年
Mikhal Vrubel, Hamlet and Ophelia, 1888.