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J.W.Waterhouse
Ophelia


ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 「オフィーリア」 1894年
John William Waterhouse, Ophelia, 1894.



QUEEN

There is a willow grows aslant a brook,
That shows his hoar leaves in the glassy stream;
There with fantastic garlands did she come
Of crow-flowers, nettles, daisies, and long purples
That liberal shepherds give a grosser name,
But our cold maids do dead men's fingers call them:
There, on the pendent boughs her coronet weeds
Clambering to hang, an envious sliver broke;
When down her weedy trophies and herself
Fell in the weeping brook. Her clothes spread wide;
And, mermaid-like, awhile they bore her up:
Which time she chanted snatches of old tunes;
As one incapable of her own distress,
Or like a creature native and indued
Unto that element: but long it could not be
Till that her garments, heavy with their drink,
Pull'd the poor wretch from her melodious lay
To muddy death.

HAMLET, Act 4, Scene 7



ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 「オフィーリア」 1910年
John William Waterhouse, Ophelia, 1910.




王妃
土手から斜めに柳が生え、
小川の水面に白い葉が映るあたり。
あの子はその枝で豪華な花飾りを作っていました。
金鳳花、刺草、雛菊、それから、
口ぎたない羊飼いたちが卑しい名前で呼ぶけれど、
純潔な乙女たちは死人の指と呼んでいる紫蘭──
そのすてきな花輪を、垂れた枝にかけようと、
よじ登ったとたん、意地の悪い枝が折れ、
花輪もろとも、まっさかさまに、
涙の川に落ちました。裾が大きく広がって、
人魚のように、しばらく体を浮かせて──
そのあいだ、あの子は古い小唄を口ずさみ、、
自分の不幸が分からぬ様子──
まるで水の中で暮らす妖精のように。
でもそれも長くは続かず、
裾が水を吸って重くなり、哀れ、あの子を
美しい歌から、泥まみれの死の底へ
引きずり下ろしたのです。

ウィリアム・シェイクスピア 『ハムレット』 第4幕7場より
『新訳 ハムレット』 河合洋一郎/訳 角川文庫



Odilon Redon, Ophelia, 1905.










ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 「オフィーリア」 1910年
John William Waterhouse, Ophelia, 1910.