絵画:ローレンス・アルマ=タデマ 「二人だけの世界」 (1905)
Sir Lawrence Alma-Tadema A World of Their Own 1905
MIDI:シューベルト 「セレナード」 D.920


アルマ=タデマが、晩年である1905年に書き上げた唯一の作品で、
小さな作品(13×50.2cm)の作品です。
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花々の咲き乱れる夜の岬で、2人が考えるのは、
今目の前にいるお互いのことだけ。
この絵画の中で、古代世界であると分かるのは、
2人の衣装と象牙の柄のついた杖と
カメオのブローチ(分かりづらいのですが杖の下のところにあります)のみです。
いつの時代でも、恋人同士は変わらないのです。