本の中の庭

私が読んだ本の中に出てくるバラと庭園をご紹介します。
童話や児童文学が中心です。
庭の名前をクリックすると私の感想があります。

タイト ル

作   者

内  容

ナイチンゲールとバ ラ

オスカー・ワイルド 童話です。たった1輪の赤いバラのた めに命を落としたナイチンゲールの美しい物語です

野ばら

小川未明 大きな国と小さな国の国境に咲く白い 野ばら。 国境を守る、大きな国の老兵と小さい国の青年兵の物語です。

わがままな巨 人

オスカー・ワイルド かつて子ども達の遊び場所だった美し い庭に、巨人が高い塀 を巡らした時、そこは春の来ない一年中冬の庭となります。

時の旅人

アリソン・アトリー イングランド北部の古い屋敷、そこを 訪れた少女ぺネロピーは16世紀にそこで 生きていた貴族達と出会います。過去の貴族の館のハーブ園が素敵です。

美女と野獣

ボーモン夫人 1輪のバラが美女と野獣を結び付けま す。嵐の中迷い込んだ森の中の巨大な城、広い庭園 に横たわる野獣、幻想的で美しい童話です。

木かげの家の小人た ち

いぬいとみこ 第二次世界大戦中の日本を舞台に、イ ギリス生まれの小人たちと 小さな少女ゆりの優しい物語。子どもの心 にある「だれもゆけない土地」 の物語です。

ロミオとジュリエッ ト

シェイクスピア “バラと呼んでいる花を、別の名前に してみても美しい香りはそのまま” という恋する少女ジュリエットの言葉が印象的な名作です。


詩の中のバラと庭

自分感受性くらい

茨木のり子 自分の心の中にある庭に水やりを忘れ ていないでしょうか? 茨木のり子さんの素敵な詩です。

わらい

金子みすゞ 金子みすゞさんの優しい童謡詩です。 花を見つめる小さな女の子のような純粋な眼差しを感じます。

野ばら

ゲーテ シューベルトやウェルナーの歌曲とし ても有名なゲーテの詩「野ばら」です。

赤いバラ

ロバート・バーンズ 恋人を赤いバラにたとえた、18世紀の スコットランド詩人バーンズの美しい詩です。

さみしい王女

金子みすヾ 真っ赤な薔薇の咲く花園にいながら、さみしい王女を描いた詩です。